歯科衛生士が患者様に伝えたい「喫煙と歯周病の関係」
2024/11/07
こんにちは!
いつもご覧いただきありがとうございます!
大町市のにこにこデンタルクリニックです🦷
今回は、私たち歯科衛生士が患者様に伝えるべき喫煙と歯周病の関係についてご紹介します!
歯周病は、歯を支える歯ぐきや骨などが細菌感染によって炎症を起こし、進行すると歯が抜ける原因となる深刻な病気です。この歯周病の進行には喫煙が大きな影響を与えることが分かっており、実際に喫煙者は非喫煙者に比べ、歯周病にかかるリスクが2倍から8倍高いと言われています。
【喫煙が歯周病に与える影響】
まず喫煙による影響として、血流が悪くなることが挙げられます。タバコのニコチンが血管を収縮させることで歯ぐきに必要な栄養や酸素が届きにくくなり、細菌と戦う免疫力が低下します。その結果歯周病の進行が早まり、症状が悪化しやすくなります。また、喫煙により歯ぐきの血流が悪化すると、歯周病の初期症状である歯ぐきからの出血が抑えられてしまい症状に気づきにくいという問題もあります。
さらに、喫煙は歯周病治療の効果を弱め、治癒を遅らせる要因にもなります。治療後の歯ぐきの再生や炎症の改善が遅れるため、禁煙をしない限り治療効果が十分に得られないことがほとんどです。
【喫煙以外の生活習慣の改善も大切】
喫煙が歯周病リスクを高めることは確かですが、それだけでなく生活習慣全体の見直しも重要です。例えば、適度な運動は全身の血流を良くし、歯ぐきへの酸素供給を助けます。ウォーキングや軽いストレッチなどを取り入れることも、歯ぐきの健康維持に繋がります。また、ストレスは免疫力を低下させるため、歯周病を悪化させる一因となります。ヨガや瞑想などを取り入れ、リラックスできる時間を確保することも有効です。
さらに、食生活の改善も忘れてはなりません。バランスの取れた食事を心がけ、ビタミンCやカルシウムを多く含む食品を摂取することで、歯ぐきの健康をサポートしましょう。特にビタミンCは歯ぐきのコラーゲン生成を促進し、歯周病からの回復を早めます。
【まとめ】
このように喫煙が歯周病に与える影響は重大であり、禁煙が歯周病の進行を防ぐことに繋がるという点を患者様にご理解いただくことも大切です。患者様の禁煙や生活習慣の改善を後押しできるような声掛けを心がけましょう。
また、にこにこデンタルクリニックには、プロフェッショナルな歯科衛生士が揃っています!院内には最新のエアフロ―も導入しており、患者様にも術者にもより負担が少なく、より綺麗にクリーニングが可能になりました。
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