歯科衛生士が患者様に伝えたい「食習慣の大切さ」
2024/11/21
こんにちは!
いつもご覧いただきありがとうございます!
大町市のにこにこデンタルクリニックです🦷
今回は、私たち歯科衛生士が患者様に伝えるべき食習慣の大切さについてご紹介します!
毎日の食習慣は、歯の健康に大きな影響を与えます。今回は食事におけるいくつかのポイントを紹介し、むし歯予防や正しい歯並びを維持するための方法についてお伝えします。
【おやつの食べ方】
おやつを食べる回数やタイミングは、むし歯のリスクに直結します。食べ物が口に入ると細菌が糖分をエサにして、むし歯になりやすい環境を作り出します。唾液の効果で1~2時間ほどで元の状態に戻りますが、ダラダラ食べを続けると常にむし歯菌が活動しやすい状態が続いてしまいます。そのため、おやつはまとめて食べることが理想です。
さらに、飲み物をジュースから水やお茶に変えることや、腹持ちの良いご飯(お米)を食べることで、食べる回数を減らすことができます。こうすることでむし歯になりにくい口腔内環境を自然に作り出すことができます。
【前噛みの習慣】
正しい歯並びと顎の発達には、前歯を使って「がぶっと」噛むことが重要です。近年、スプーンで細かく切られた食材を食べる子どもが増えていますが、これが前歯を十分に使わない原因となり、顎の発達に悪影響を与えています。特に下顎が後ろに引っ込んでいる「反対咬合(受け口)」が増えているのも、この噛み方が影響している可能性があります。
食材はあえて大きいまま提供することで、前歯を使う機会を増やしましょう。例えば具材がごろごろとしたカレーや、海苔を巻いて細長くしたご飯などを取り入れるのも良い方法です。また、キュウリやとうもろこし、バナナ、リンゴ、骨付き肉など手で持ってかぶりつける食材は自然に前噛みを促し、子どもたちの食育にも役立ちます。
【正しい食事の姿勢】
食事中の姿勢は、顎の発達にとても大切です。正しい姿勢で食べることで背骨がまっすぐになり、頭や顎が安定します。これにより噛む力が均等に働き、正しい歯並びや顎の発達に良い影響を与えます。
【よく噛むことの重要性】
よく噛むことはむし歯予防だけでなく、消化吸収を助けたり満腹感を得やすくしたりと、さまざまな健康効果があります。特に子どもたちにとっては、顎の発達や歯並びの形成に非常に重要な役割を果たします。
固い食べ物を噛むのが難しい場合、食物繊維が豊富な野菜や、弾力性のある食材を取り入れることでも噛む回数を増やせます。例えば、キャベツやニンジンなどの繊維質な食材は普段の食事に取り入れやすく、しっかり噛む習慣を促します。
【まとめ】
このように、毎日の食習慣が歯並びやむし歯のリスクに大きく関わっています。日々の食生活を見直し、健やかな歯を保つための習慣を取り入れられるような声掛けを心がけましょう。
また、にこにこデンタルクリニックには、プロフェッショナルな歯科衛生士が揃っています!院内には最新のエアフロ―も導入しており、患者様にも術者にもより負担が少なく、より綺麗にクリーニングが可能になりました。
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